【ネット超会議2021ユーザー企画_超ニッチゲープレゼン】ニッチゲー「パネキット」の紹介
表題の企画に参加するため、一度も書いたことないブログを慌てて開設したじょにーです。本当は動画も載せたいくらいだったのですが、時間がなかったのと既に先輩方がたくさん投稿されているので、私はゲームの紹介文だけでいいや(投げやり)と思いブログによる投稿を決意しました。
なぜいきなりそんなことをしようと思ったかというと、それだけこのゲームに思い入れや、感謝している事が色々あるからなのですが、いきなりバーッと書くのもあれなのでさっそく本題に入りますね。
参加する企画について
まず初めに今回参加しようと思っている企画は、
「超ニッチゲープレゼン」
~急募、オンリーワンの推しゲーム。~
という、Noorii様による素敵な企画です。
現在開催されているニコニコネット超会議2021の企画のひとつにユーザー企画というものがあり、その中の一つがこの企画です。
この企画を見つけた瞬間に、私が紹介したい!と瞬時に思ったゲームはただ一つ…
「パネキット」です。
ネットの世界では調べてみると本当にたくさんの先輩方がこのゲームで遊ばれているのですが、いざ現実世界で友人たちにこのゲームの話をしようと思うと、やってる人がまぁいないこと…(今まで生きてきて唯一このゲームについて語り合えたのは、前に勤めていた会社の同期ただ1人です)
そんなパネキットですが、いったいどんなゲームなのかをご紹介します。
パネキットとは
1999年8月5日、PS1向けに発売された無限工作ゲームです。
詳細はネット上にたくさんあるので割愛しますが、自分でパネルとタイヤを組み合わせて車を作ったりしながら様々なステージ上にあるミッションや競技をクリアしていくゲームです。キングダムハーツのグミシップみたいなものです。
先述した通りこのゲームは無限工作なので、全クリしたとしても永遠にいろんなモデルを作って遊べます。(むしろ全クリしてパーツをすべて集めてからが本番)
ただこのゲーム、続編のようなものは無く、残念ながら後にも先にもこの作品だけです。続編もしくは新作はよ出んかなぁと思っていたのですが、気が付いたらもう20年以上経ってるんですねぇ。おかしいなぁ。
ですが、パネキットのようなモデル作成の自由度が高いゲームは現在もたくさん出ており、ゲーム界に与えた影響は大きいんじゃないかなと個人的に思ってます。特に、RigidChipsというPCのフリーゲームが有名で、パネキットにとても近いものになっています。
パネキットの魅力
私がパネキットでモデル作成をしていた時に良いなと常々思っていたのが
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プリセットがある
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設計図がある
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モデル作成の他にコマンド設定、シミュレーションができる
です。順番に説明しますね。
1.プリセットがある
ステージや競技を進めていくと、各地点・競技に特化したモデルがもらえます。これがプリセットです。
やろうと思えばプリセットだけで全クリを目指すこともできますし、改良して自分好みのモデルに仕上げることもできる便利なものです。また、ここからインスピレーションを得て全く新しいモデルを作成するなんてこともあります。
特に、初めてこのゲームをやるときはどう進めていけばいいか、どうモデル作成すればいいかが分からないので、お手本となるプリセットの存在はすごくありがたいです。
2.設計図がある
このゲームの一番画期的な機能だと思っています。モデルエディットの機能の一つに設計図(展開図)があります。複雑な形状のモデルを作っているとパネルを何枚使ったかが分からなくなったりすること等があるのですが、設計図を使えばモデル全体を一目で確認することができます。
また、この設計図をネット上に公開し、自分が作成したモデルを自慢しあうことができます。そして、そのネット上に公開されている設計図をもとにモデルを作成すれば、全く同じものが作れるのです。(設計図なので当然っちゃ当然ですが)
これがまぁ本当に素晴らしい文化だと思ってます。先輩方の設計図には私も本当にお世話になりました。
3.モデル作成の他にコマンド設定、シミュレーションができる
単にモデルを作成できるだけでなく、モデルを操作するためのコマンド設定も行えます。例えば、アクセル・ブレーキ・左右への旋回といった動作を、どのボタンを押したときにどのパーツにどのくらいの力をかけるという細かい設定により実現することができます。
(これを応用しまくった結果、R2ボタンを押したら車から飛行機にガチャガチャ変形するといった、とんでもないモデルを作成してしまう猛者がネット上にゴロゴロいます)
そして、いきなり実践投入する前に作成したモデルがちゃんと思い通りに動くかを確認する(シミュレーションする)ことができます。これもまた画期的でして、どこのパーツにどのくらいの力が掛かっているかが視覚的に分かるようになってます。(細かい数値もでます)
つまり、ものづくりの基本であるトライ&エラーをここで繰り返すことができます。これもうゲームの域を超えてます。もはやCADです。モデル作成と簡易シミュレーションを同時に行えるのでSolidWorksみたいなもんです(伝われ…)。
以上が、私がパネキットを実際にやっていて良いなと思ったこと、パネキットの魅力になります。
…拙い紹介文ではありましたが、以上が私のニッチゲー「パネキット」の紹介です。パネキットは本当に奥が深くて、ものづくりが好きな人であれば絶対にハマると思います。
もし興味が湧きましたらぜひ検索してみてください。現在もまだモデルを自慢しあえる場所がネット上に存在します。そこには、実在する車や飛行機、船、ガンダム、ゾイド、ミクさん、AC(新作まだ?)、謎の物体などたくさんあります。眺めるだけでも面白いと思います。
最後に、私のパネキットの思い出をだらだら書きましたので興味がありましたら目を通していただけると幸いです。
私のパネキットの思い出
いきなり自分語りします(隙あらば)。
小学校の頃にこのゲームに出会い、漠然と何か物をつくることが好きだった私にとっては本当に無限のおもちゃ箱でした。先輩方の偉大なモデルをネットで見て、設計図を印刷してはファイルして、実際に作ってずっと遊んでいました。当時、特に将来の夢など持っていなかった私の夢は、すでにエンジニアへと向かっていました。
高校生にもなると自分で思い通りにモデルを作成することができるようになっていました。そして、モバゲー(懐かしい)でパネキットのサークルに入ってモデル自慢をしたりするなど、いつの間にか昔見ていた先輩方と同じことをしていました。
工学系の大学に入り、ものづくり系のサークルに入った私はCADでモデル作成・図面作成・簡易解析をゴリゴリ行っていました。そしてこの経験はそのまま研究室、現在の仕事へと繋がっていきます。
現在、曲りなりにもエンジニアになることができた私ですが、ここまで来れたのも冗談抜きでこのゲームのおかげだと思っています。パネキットを開発してくださった方々、パネキットで超人的なモデルを作成している偉大な先輩方には感謝してもしきれません。
最近では、子供への教育としてプログラミングが流行っている(?)と思うのですが、私はパネキットのようにものを作る経験をすることも刺激的でいいんじゃないかなぁと思ったりします。あまり無責任なことは言えませんが。
以上、最後まで目を通していただき誠にありがとうございました。
初投稿です
初めまして、じょにーです。
こんなんでいいのかなぁと一抹の不安を抱えながら、毎日趣味に力を入れて過ごしてます。
ブログを開設した理由はぶっちゃけてしまうと次に投稿する記事のためなのですが、せっかく開設したからには頑張って何かしら書いていこうかなと思います。
よくキャンプをしていて、事前にキャンプ場の情報が欲しいなと思うことがよくあるので、利用した感想とか書こうかなと思ってます。他にもめずらしい経験をしたり、何かしら役に立ちそうなことがあったら書こうかなと思います。
以上、簡単ですがよろしくお願いします。